防府市で注文住宅を手がけるasse一級建築士事務所が家づくりの基礎知識（設計事務所・資金計画・土地）についてお話しします。

ライフプランを中心に考えることが大切

住まい、子どもの教育、老後──人生設計は3本の柱で成り立っていると言われます。どれも数千万円という予算規模を持つ項目だからです。それだけに、どれかが突出すれば、当然、他に大きなしわ寄せが行くことも考えられます。

確かに、マイホーム購入は一家にとって大きなイベントでしょう。しかし、子どもの教育や自分たちの老後を犠牲にしてでも追求すべきものでしょうか。要はバランスの問題です。それぞれがコスト面で均衡が取れていることが重要。住宅購入予算をどの程度に設定するかは、やはりライフプランを基軸に考えるべきです。

※将来を見据えた資金計画などについてご不安がある場合は、
専門のファイナンシャルプランナー等をご紹介することも可能です。

家づくりで土地選びが大切な理由とは？

家は、土地という土台の上に建つもの。当然、広さや形状によって建物に制約が生まれます。また日当たりや風通し、道路付け、周囲の景観など、住まいとしての快適性や暮らしの質の関わる要素が、土地の素性で決まってきます。土地選びでは、こうした様々な要素を同時に検討しなければなりません。

しかし、土地選びが難しいのはもう一つ、ロケーション選びだということ。いかに土地としての性質が申し分なくても、不便や我慢を強いられるような環境に家を建てるわけにはいきません。とはいえ、すべてに完璧を求めるのも現実的とは言えないでしょう。その中で、自分が最も大切にしたいのは何なのかを重要視することが大切になります。